- 2009-12-05 (土) 1:21
- varuna エステ
東京駅周辺の、伝統的などっしりとしたデザインの建物が私は好きだ。
最近は、近代的というか、それはそれで素晴らしいのだが、昔の風景が失われていくようで、
昭和の、私が新入社員だった時分からここに通勤している私としては、少し、寂寥の感がある。
以前娘に、本場のバレエを見せようと、中世以前から栄える、ブルガリアの都市ヴァルナに家族旅行に行ったことがある。
街を歩いていて重なったイメージは、毎日過ごす東京の駅前の風景であった。
宿泊した評判のホテルの外観にも、初めて訪れた場所ながら、どこか懐かしいような、
ほっとする気持ちにさせられたことを覚えている。
「街」は、洋服などよりも付き合いの長いもの。
生活の一部となるものである。
私は東京で暮らすうち、東京のデザインと、その背景にある文化に影響されたのかもしれない。
わが社の新入社員も、この東京に自分の歴史を刻み、癒され、好むようになり30年後には、おそらくその時も常に進化する東京の街に、少しさみしさを感じるようになるのだろう。
その時語られるのは、ヴァルナのようなヨーロッパの都市ではないだろう。
時代は移り変わるものである。
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